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猫の行動とその理由(性格・習性)

爪とぎや毛づくろいは生きるために不可欠!

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爪とぎや毛づくろいは生きるために不可欠!

 「愛猫の爪とぎに困っていてできればやめさせたいな」と思っているお宅も多いのでは? でも、猫ちゃんから爪とぎを奪ってしまったら生きていけなくなってしまうかもしれません。そう、猫ちゃんが爪とぎをする理由は、古くなった爪をはがすためだけではないからです。また、暇さえあれば毛づくろいしているのはなぜでしょう? これも生きていくために必要な行為なのです。

爪とぎはマーキング行為のひとつ

 爪の周りには臭腺があり、爪とぎの際に爪を立ててひっかくことでニオイとひっかき跡を残しています。これはいわゆるマーキング行為。一度、その場所で爪とぎをしてしまうと、爪の周りから出るフェロモンのせいで、そこが猫ちゃんの縄張りになってしまいます。

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 さらに爪とぎは、ストレス発散や興奮した時に気持ちを落ち着かせるための行為でもあるようです。それも決まった同じ場所、縄張りで集中的に行います。家の中で一番お気に入りの人が起きた時・帰ってきた時の喜びの爪とぎ、遊びすぎて興奮状態に陥った時の嬉しさの爪とぎ、ちょっと面白くないことがあった時のふて腐れ爪とぎ、なんかつまんないなと思う時のこっち向いて爪とぎ、夜のひとり運動会の時の興奮爪とぎなど。つまり、猫ちゃんにとって爪とぎは感情を発散するための手段でもあるのです。快適に生きていくために必要不可欠な行為なのです。

猫の優れた被毛の機能

 猫ちゃんの毛づくろいの一番の目的は、もちろん被毛を清潔にするため。舌で抜け毛やゴミを取り除き、被毛の機能を保つためです。猫ちゃんの被毛はひとつの毛穴から1本の長い太い主毛(オーバーコート)と、それよりも短くて細い数本の副毛(アンダーコート)が密集して生えています。この長い主毛には水をはじき、紫外線をブロックする機能が。一方、細くて柔らかい副毛には軽いウェーブがかかっていて、毛の間にたくさんの空気を含むことができます。ですから保湿効果が抜群なのです。暑い時にはこの副毛は外からの熱をシャットアウトして断熱材の役割を果たします。猫ちゃんはこのような被毛によって、寒さ、暑さ、紫外線、雨など、さまざまな環境から皮膚を守っているのです。

暑い時には被毛をなめて体温を調整

 猫ちゃんは暑い時によく体をなめていませんか? これは毛づくろいというより、体をなめて被毛を湿らせ唾液の気化熱によって体温を下げているのです。その他毛づくろいには、狩りの際、獲物に察知されないようにニオイを消すという意味や興奮を鎮めて気持ちを落ち着かせるという効果もあるそうです。そういえば、猫ちゃん同士がじゃれ合って興奮している最中に、中断して体をなめている時がよくあります。あれはいったん心を落ち着かせる行為なのだそう。意外と冷静なのです。

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