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ペットライン 犬ノート

Dog Note

子犬の選び方①

子犬を選ぶ前に一緒の生活をイメージ

ワンちゃんを飼いたい! そう思ったら、どうしたらいいでしょう?ここでは実際に飼うまでの準備をシミュレートしていきたいと思います。
まず、ワンちゃんが来たらどんな生活をしたいのかということを思い描いてみましょう。ごはんやおやつをあげたり、撫でたり、散歩をしたり、おもちゃで遊んだり……。思い浮かべることが多いのは、どんなシーンでしょう?そこには、誰が登場しますか?ご家族がいる方は、そんなシーンをどのくらい共有できていますか。そして、そこに登場するワンちゃんはどんなコですか?大きい?毛が長い?元気に走り回っている? 
こうしたイメージの中には、飼いたいワンちゃんの特徴や一緒に過ごしたい時間が隠されていて、イメージに合ったワンちゃんなら、愛情を注げて、やさしく厳しくしつけることもできるはずです。ワンちゃんとの付き合いは、一生です。子犬を選びに行く前に、こうしたことをイメージしてみましょう。

ワンちゃんにも個性がある

次に、実際にペットショップなどで見てみましょう。ごはんの食べ方、遊ぶ姿、見ている私たちへ注ぐ目、じゃれているしぐさ。子犬は本当に可愛いですよね。
ケージの中で時には単独で過ごしているワンちゃんたちですが、そこにも自ずから個性が出ています。よく見ていると、一頭一頭に違いがあることもわかります。じっと見つめてくるコ、目をそらすコ、すっかりおもちゃなどに気を取られて無視するコ、寝てばかりいるコ。
こうした個性は犬種により、また、オスとメスとでも違います。産まれてからの環境の違いによるものもあるようです。私たちヒトと似ていますね。そうした中で、自分たちの思い描いたイメージに合っているコを探してみましょう。そして、店員さんに聞いたり、実際にその犬種を飼っている飼い主さんに聞いたり、書籍やネットも活用して、気になったワンちゃんの犬種の特徴を調べてみましょう。それが、自分たちの生活スタイルに合った犬種なのか、オスがいいかメスがいいか、そのワンちゃんとの暮らしのイメージをさらに具体的にしていきましょう。

※日本国内で、犬の血統書を発行している一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)では190の犬種を公認しています。世界では、非公認犬種を含めて700~800の犬種があるといわれています。

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