ユーザーインタビュー メディファス家庭訪問 vol.2
「当たり前に、暮らしの中に猫がいる。
猫が子どもたちに教えてくれたこと。」
Sさんご一家の場合
ミックスのちよこちゃん、てんちゃくんと暮らす、
Sさんご一家にお話を伺ってきました!
第二回目のユーザー様は、Sさんご一家。15歳のちよこちゃん(ミックス・メス)と、4歳になるてんちゃくん(ミックス・オス)と一緒に暮らしています。
出会いは、ジョギング中に見かけた
河川敷の譲渡会
「文字通りの一目惚れ。念願の猫との暮らしがスタート。」
今から15年ほど前、現在もお住まいのマンションにSさんご夫婦がご入居直後のこと。近所の河川敷をジョギングしていたおふたりは、とある里親会が主催する動物の譲渡会を見かけました。新しい飼い主さんを探して、たくさんの猫や犬、鳥などが集まっている中で、まだ子猫だったちよこちゃんとの運命的な出会いが。「たまたま通りかかったんですけど、一目惚れですよ(笑)」とその日のことを思い出す旦那様。「一回ウチに帰って、すぐにもう一回見に行ったんです。で、もう、ちょっとこれはメロメロだね、と(笑)」と奥様。
「留守番の時にさみしくないように、
と初めから多頭飼いを。」
当時はまだ夫婦共働きで、日中は家を空けなくてはならない、という事情を譲渡会のスタッフに話したところ、多頭飼いを勧められたおふたり。「日中、家の中にちっちゃな猫一匹だけだと、ストレスが溜まったりしますよ、と言われまして。一応、このマンションは猫なら二匹まで飼えるという規約なので、里親会の本部まで同居猫を探しにいったんです。それが4年前に亡くなった、ふさこなんです。」そんないきさつで、ご夫婦ふたりと猫二匹の生活がはじまりました。
「寂しそうだったちよこを慰めようと迎えたのが、てんちゃ。」
現在の同居猫・てんちゃくんがSさんご一家の仲間入りをしたのは、今から4年前。「ふさこが病気で亡くなってしまったんですが、ちよこがすごく寂しそうで。それならまた仲間というか、もう一匹猫を迎え入れようかということになりまして、また里親会に相談してみたんです。」と、旦那様。早々に家族そろって、里親会まで出かけて行ったところ、そこで生後8ヵ月くらいのてんちゃくんを、奥様が気に入ってしまったのだとか。「茶色の点々模様がたまらなくて。特にこの泥棒ヒゲみたいなところ(笑)もう最高ですね。」Sさんご一家に迎え入れられ、3日くらいはちょっと緊張していたものの、先輩猫・ちよこちゃんの鋭い視線もなんのその、ご主人いわく持ち前の「鈍感力」であっという間に順応したというてんちゃくん。その後2ヵ月ほどで、二匹の関係もすっかり落ちついたそうです。
「爪とぎでボロボロになった壁紙も、猫と暮らす醍醐味です。」
飼い主様によっては悩みのタネのひとつでもある「しつけ」について、Sさんご一家ではどうなのか?を質問したところ、ご夫婦ともに腕組みして「思いつかないですね・・・。」とのお答え。「トイレとかも全然普通にやってくれるし。まあ、強いてあげれば、ちよこが家に来てすぐ、真新しいカーテンに登ってにっちもさっちもいかなくなっちゃったこと(笑)」と奥様。「あったね(笑)基本的に爪とぎとかは、猫の習性ですしね。割といたるところがボロボロだったりしますが、それも猫と暮らしてる醍醐味、だと思うんです。」との旦那様の言葉にうなずく奥様。おおらかなSさんたちと暮らす猫たち、さぞかし居心地のいい毎日を過ごしていることでしょう。
「国産」という安心感も、メディファスを選ぶ理由
「我が家の猫は、代々、メディファス大好き!なんです。」
キャットフード事情についてもおうかがいしました。代々、手のかからないSさんご一家の猫ちゃんたちですが、それは食事の面でも同様なのだとか。「ウチのコたちに関しては、食い付きはまったく問題ないんですよね。」と奥様。実は、てんちゃくんもS家に来た時は、ちょっとほっそりした体型だったそう。「もといた里親会では、割ときちんと量とかタイミングとかを量ってあげていたようなんですが、その反動なのか、ウチに来てからはごはん大好き!で、すぐに『ごはんちょうだい』『ごはんちょうだい』って。言われるままに与えてたら、結構がっしりしてきたなって(笑)」と旦那様。奥様も「メディファスのごはんが大好きで。器に頭を突っ込んで、もうガツガツ食べてます(笑)」
「ウンチの悩みも解決できるかも、という期待もありました。」
メディファスをあげるようになった経緯について奥様にお伺いしたところ、「もともとプレミアムフードしか与えていなかったんです。それで特に問題もなかったんですが、ごはんを吐くことが多くなった時期があって、その時にいろいろ調べる過程で、メディファスと出会いました。」とのこと。加えて、先代猫のふさこちゃんはお腹がゆるめ、ちよこちゃんは少しウンチの臭いが強い、ということが気になっていたこともあり、口コミなどを調べる中でメディファスを使ってみようと思われたそう。実際に二匹に与えてみたところ、「食い付きも想像以上に良かったです。ふさこもちよこもお腹の調子がよくなりました。特にちよこのウンチが格段に変わったんです。ラインアップも室内飼いの猫に特化したものがあるし、これはいいな、と。」と、奥様。
「健康への配慮、飼い主としてはありがたいですね。」
幸い、まだ二匹とも健康面では問題ないとのことですが、Sさんご夫婦としてはもちろん気にしている部分でもあります。「ウチはまだそういった状況ではないですが、(下部尿路など)メーカーさんでいろいろと気を使っている商品がありますから、気をつけておかなくてはいけないなという意識はありますね。病気になってしまってからでは大変なので。」と奥様が語ります。「あと、国産という点も個人的には割と大きな部分で。やっぱり、家族である彼らには、安心なものを与えてあげたいという思いはありますよね。」というお言葉をいただきました。
人と猫がいて、それで家族。
「パンチされて泣いたこともあるけど(笑)今はともだち。」
ところで、生まれた時から猫が身近にいる、S家のお子様たちは、猫たちのことをどんなふうに感じているのでしょうか。小学5年生のお兄ちゃんは「ちっちゃい頃は、ちよこにネコパンチいっぱい食らって、泣かされました。」と笑います。「お前はワタシより下、みたいな感じで、なでさせてくれない。というより、しょっちゅうパンチされてたね」「泣いてる写真とかもけっこう残ってますよ。」とご両親。今ではようやく認めてもらえたようで、ソファでいっしょにいることも多くなったとか。お兄ちゃんも「一日でも猫に会わないとなんかちょっと。ふわふわ感が足りない、みたいな。」と、すっかりその魅力のトリコな様子。「いっしょなら、嫌なことがあってもすぐに忘れられる。今ではともだちみたいな感じ。」と語るお兄ちゃん。クラスメイトとも、猫の話題で盛り上がることもしばしばだそうです。
「わかんないって言ったら、わかんないの!(でも、大好き!)」
一方、小学1年生の妹さんは、奥様いわく「生まれた時から一貫した猫好き」の女の子。とはいえ、おっとりした性格のてんちゃくんは撫でさせてくれるものの、ちよこちゃんからは、まだまだ格下扱いされているというのが実際のところ。それでも近づいていっては、叩かれたり噛まれたり引っ掻かれたり、というちよこちゃんの厳しい洗礼も、ものともしない、タフなハートの持ち主です。猫たちといっしょにいて、どんな時が楽しい?という質問に、「わかんない(照)」とはにかむ妹さん。でも、彼女が描いた家族の絵を見れば、どれだけ妹さんの日常に猫たちが重要な位置を占めているかは、一目瞭然ですね。
「日常に、猫が普通にいてくれる。それが幸せですよね。」
Sさんご夫婦は、ふたりのお子様たちが生まれた時から猫と一緒に育っていることで、どんな影響があるとお思いなのでしょう。「うーん、基本的に猫をあまり特別視していないというか。スペシャルな感じではなく、いることが当たり前なんでしょうね。猫ちゃんかわいい!って追っかけていくわけではないですし、割とナチュラルな感じですね。」と奥様。「うまく表現できないですけど、本当の幸せって、日常じゃないですか。毎日毎日、特別な感じがあるわけではないですが、猫が普通にいて、それで家族の形になっている、っていうのがウチの幸せなんですよね。」と旦那様。
「命の大切さも、今この瞬間の大切さも、猫が教えてくれる。」
奥様も続けます。「そうね。料理をしていて、足元でうろうろしてたり、たまにミャーって鳴いてみたり。リビングにいても、普通にペタンと横に来てくれるっていうのがいいんだなって・・・。それは、ふさこが死んでしまった、いなくなった時にすごく感じたんです。」最期まで看取ったふさこちゃんのことを思い出すように、奥様が語ります。「これだけ喪失感が大きいんだな、って。猫がいるっていう当たり前の日常が、すばらしいものだっていうことは思いますね。」そして旦那様も、「生き物だから、必ずお別れは来ます。子どもたちにとっては、『命』ということとか、生きてる時にいっしょに楽しい思い出をつくるとか、そういったことを感じる機会になっているのかな。だからウチには猫がいて、本当にいいなって思うんですよね。お別れがつらいから動物は飼わない、というのも考えとしてはあるかもしれませんが、お別れがあるから、その子と接することの大切さとか、そういったことも学べるんじゃないかなと思ったりします。この先もずっと、私たちは猫といっしょに暮らしていくんじゃないかな。」と結んでくださいました。
- お母さんに叱られている
子どもたちを守ったりすることもある、
お子様ふたりのお姉ちゃん的存在の
ちよこちゃん。 - 泥棒ヒゲのとぼけたキャラクター。
ひと月に一度くらい
膝に乗ってみようかな、
という甘え下手のてんちゃくん。 - 彼らは、Sさん一家にとって
欠かすことのできない存在、
ではなく、
まさしく家族そのものなのですね。