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ペットライン 猫ノート

Cat Note

猫ちゃんはシャンプーした方がいい?上手な洗い方と乾かし方

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ほとんどの猫ちゃんは水が苦手です。シャンプーしようとして、愛猫に大騒ぎされた飼い主さんも多いのではないでしょうか。猫の先祖であるリビアヤマネコは北アフリカの砂漠地帯で暮らしていたため、本能的に体が濡れるのを嫌がると言われています。そこで、この記事では、猫ちゃんになるべく負担をかけずにシャンプーする方法を紹介します。

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猫ちゃんにシャンプーは必要?

猫ちゃんは自分で毛繕いをして、体を清潔に保つことができます。また、汗をかくのは肉球だけなので、汗臭くなることもありません。室内で飼っている短毛種なら基本的にシャンプーの必要はありませんが、毛繕いが行き届きにくい長毛種や、外出好きの猫ちゃん、また室内飼いでも汚れが気になった時には洗ってあげるのも良いでしょう。頻繁に入れると皮膚トラブルにつながる心配もあるので、数ヶ月に1回程度で十分です。ただし、体温調節がまだ 上手くできない生後3カ月以内の子猫や、妊娠している雌猫、また手術した後の猫ちゃんはシャンプーしないよう注意してください。

シャンプーに慣れさせる方法

猫ちゃんがシャンプーを嫌がる理由は、濡れることの他にお風呂場のにおいや音が関係している場合もあります。においと音に慣れさせることから始めてみましょう。まず、食事やトイレをお風呂場に用意します。そしてお風呂場に入ることに慣れてきたら、少しずつシャワーを流して音に慣れさせるようにします。時々、猫用シャンプーのにおいも嗅がせてみてください。ドライヤーの音が気になる猫ちゃんも多いので、少しずつ聞かせて時間をかけて「怖くない」ことを分かってもらうようにしましょう。

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事前の準備をしっかりと

飼い主さんと愛猫それぞれの負担 を最小限にするために、しっかり準備をしておきましょう。まず愛猫の爪を切っておきます。これは、もし愛猫が暴れた時に飼い主さんが引っ掻かれてケガをしないためです。そして、ブラッシングも入念に。毛が絡まっていたら、シャンプーが皮膚に届かなくなってしまいます。

必要なものはこちらです。

・猫用のシャンプー、リンス(人間用のシャンプーは、猫ちゃんにとって刺激が強いためNG )
・柔らかいブラシ(入浴前と、体を乾かした後のブラッシング用)
・綿素材などの吸水性の高いバスタオル、ハンドタオル(複数枚あると安心)
・ドライヤー

体の洗い方、すすぎ方、乾かし方

1. 猫用バスタブを使う場合
2.シャワーのみで洗う場合
の2つに分けてご紹介します。愛猫がなるべく嫌がらない方法で行ってみましょう。

1.猫用バスタブを使った洗い方

上記の「必要なもの」以外に、ペット用のバスタブ、または大きめの洗面器をご用意ください。

  • ペット用バスタブ(洗面器でもOK )に35℃前後のお湯を入れます。
  • 猫用のシャンプーリンスをお湯に適量入れてよくかき混ぜます。
  • 猫ちゃんを首の辺りまでお湯に浸けて、しっかりと毛を濡らします。猫ちゃんを一度バスタブから引きあげ、首から背中、お腹周り、足、尻尾、肛門の順に泡立てながら洗っていきます。
  • 次にハンドタオルを濡らし、固く絞ってから顔周りを拭いていきます。すすぎはシャワーで行います。シャワーの温度は35℃ぐらい。
  • シャワーノズルを体につけるようにし、耳や目に入らないように注意しながら、首から背中、お腹周り、足、尻尾、肛門の順番ですすいでいきます。
  • シャンプーが残りやすいお腹と尻尾は最後にもう一度すすぎましょう。
  • すすぎ終わったら、バスタオルを押し当てるようにしながら水分を取っていきます。絶対にこすらないこと。 優しく行ってください。
  • ある程度の水気がとれたら、ドライヤーをLOWにして温風にし、猫ちゃんに近くなりすぎない位置から、手ぐしをしながら十分に乾かします。仕上げはブラシで。毛並みを整えて終了です 。

2.シャワーだけで洗う場合

30~35℃程度のぬるま湯をおしりから徐々に首の回りくらいまでかけていきます。毛根までしっかり濡らしてから、猫用シャンプーを手のひらで泡立て、毛玉にならないよう、もみこむようにして 優しく洗います。すすぎはバスタブでの洗い方と同様です。

まとめ

中には子猫時代から慣らしていたためシャンプーが好きになった猫ちゃんもいますが、ほとんどの子は苦手です。なるべく 負担をかけないよう 、 優しく洗ってあげてください。無理強いしてしまうと、飼い主さんとの信頼関係にヒビが入ってしまう心配もあります。どうしても難しいという場合には、プロに入浴をお任せするのもひとつの方法です。

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