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ペットライン 猫ノート

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猫が毛玉を吐くけどどうする?毛玉ができる原因と4つの対策についても紹介

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猫は毛玉を吐くもの。そう分かっていても、吐いている姿を見るのは飼い主さんも辛いのではないでしょうか。そもそも、毛玉とは何かご存じですか?この記事では毛玉の正体について、そして毛玉を吐いた時の対策について解説します。

毛玉って何?

猫ちゃんが「ゲーッ」と吐き出す長さ数センチの塊。初めて見た人は、きっと驚くでしょう。これは毛玉(ヘアボール)といって、猫ちゃんが毛繕いで舐め取って飲み込んだ自らの毛がその正体です。大きさは猫ちゃんによってまちまちですが、飼い主さんも驚くほど大きい毛玉を吐き出すこともあるようです。
猫ちゃんが飲みこんだ毛は、通常は胃から腸を通って便として排泄されます。飲み込む量が多いとその一部が胃や腸の中に溜まり、もつれたり固まったりして塊になってしまいます。

毛玉はどうしてできるの?

加齢やストレス、何らかの病気が原因で、ネコちゃんが気持ちを落ち着けようとからだを舐めるしぐさもよく見かけます。こうしたしぐさをよくするネコちゃんほど、体内に毛玉ができやすいといえます。
心身を健康に保てるよう配慮してあげること、そしてムダ毛や抜け毛を取り除いてあげること。これらは飼い主さんがネコちゃんに行える毛玉対策です。

ネコちゃんに毛玉ができやすいのはなぜ?

ネコちゃんの毛は、毛根から先に向けてささくれ状になっています。そのため、擦れたり、抜けた毛が身体にくっついたままだと、ささくれ状の毛はお互いもつれて引っかかり、毛玉となります。
また、ネコちゃんの皮膚には、油分や体臭を作るニオイのある汗腺(アポクリン汗腺)がたくさんあります。アポクリン汗腺から出る分泌物は油性なので、汚れをくっつけやすく、毛と毛をからみやすくします。
定期的なシャンプーやブラッシングをしないでいるネコちゃんは、被毛や皮膚が汚れ、毛がくっついたり、からんだりします。シャンプーやブラッシングを怠ると、汚れが接着剤となって毛玉を生み出します。

どうしたらいいの?毛玉対策

飼い主さんができる対策をご紹介しましょう。

小まめにブラッシングする

毛玉対策 として、日頃からのブラッシングは効果的です。小まめに猫ちゃんの抜け毛、ムダ毛を取り除いてあげれば、飲み込む毛の量も少なくなります。
その際に、おもちゃなどで遊んであげて気分をリフレッシュさせれば、欲求不満などから行う毛繕いも減るのでより効果的でしょう。

⚫️上手なブラッシング方法
猫ちゃんのブラッシングは、毛の流れに沿って行います。首の後ろからお尻へ向けて、また背中からお腹へ向けてブラシを進めます。一本一本の毛の、毛根から毛先へ抜くような感じでとかしていけば、毛の流れに沿ったブラッシングができています。
毛玉ができやすい場所は、自分で舐められないのど、あご、 耳の後ろや毛が柔らかく密集しているわきの下、お腹、足の付け根、お尻などは念入りにブラッシングをしてあげてください。 場所によっては猫ちゃんが触られるのが嫌がることもあるので、おもちゃや遊びを通じて、小さい頃から触らせる訓練をしておきましょう。
なお、ブラシには、ワイヤー形スリッカーのほか、シリコンやラバー製などソフトタイプもあります。ブラッシングすると猫被毛は空気を含み、冬はふんわり保温、夏は通気性が良くなります。

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時々シャンプーする

猫ちゃんのアポクリン汗腺から出る分泌物が接着剤となって毛を絡めやすくなるので、シャンプーをすることは毛玉対策にもなります。ただし、シャンプーし過ぎると皮膚のバリア機能を低下させる恐れがあるので、汚れやベタつきが気になる時に行う程度で良いでしょう。

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猫草を活用する

野外で暮らす猫ちゃんは、ときどき草を食べています。ネコジャラシなど野草の、いわゆる「猫草」です。ペットショップなどでも見かけますが、お店で販売されているのはエン麦などイネ科の植物です。これらの猫草には細かいトゲトゲがあり、胃を刺激することで毛玉を吐き出させる働きがあります。
猫草は食物繊維を多く含み、消化されずに胃の中に入ってしまった毛を絡め取り排出を促す作用もあるようです。水飲み場の近くなど太陽光が当たる場所に置いておけば、猫ちゃんは食べたくなった時に口にするかもしれません。

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毛玉対応のフードを与える

ブラッシングや猫草など毛玉対策は様々ですが、日頃からできる対策として、毛玉対応 のフードがあります。
毛玉対応のフードは食物繊維が多く含まれており、体内の毛玉の排出を促してくれます。飲み込んだ毛を吐かせるのではなく、毛が便とともにスムーズに排出するのをサポートするので、猫ちゃんへの負担も少ないのが特長です。

⚫️毛玉対応のフードの与え方
愛猫が毛玉の排出ができていなさそうなら、季節を問わず主食として与えてください。毛玉を排出することを考えて食物繊維などの含有量が計算されて作られているため、他のフードと混ぜて与えないようにしましょう。
毛玉対応フードは、毛玉の排出のしやすさの他、栄養バランスが取れているか、愛猫の年齢や体重に合っているか、被毛のケアなど様々な健康サポートをしてくれるか、そして何より愛猫が美味しく食べてくれるかというポイントで選んであげてください。

室内飼いの猫ちゃんの悩みに

毛玉が気になる猫ちゃんにおすすめなのが、猫の臨床栄養学から生まれた下部尿路の健康維持フード「メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス 1歳から チキン&フィッシュ味」です。食物繊維の働きで、毛玉の排出をサポートしてくれます。運動が不足がちの猫ちゃんのためにカロリーを約5%カットするなど、室内飼いに嬉しいポイントがたくさん。「しあわせマルシェ」なら通常サイズでお試しできます。

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