ネコちゃんとドライブ&宿泊しよう
車中での注意
基本はキャリーバッグに入れて移動しましょう。キャリーバッグには直射日光を当てないよう、風通しの良い場所をキープしてあげるのがポイント。移動のストレス、緊張や暑さ、また狭いキャリーバッグの中でネコちゃんの体温が上がってしまったりして、「ハァハァ」と息が荒くなることもあります。そんな時はエアコンをつけるなどして車内の温度を下げる工夫を。この時、ネコちゃんに風が直接当たらないよう注意しましょう。気温が高い日のお出かけの際は、タオルで巻いた保冷剤をキャリーバッグの中に敷いてもよいでしょう。
①ハーネスとリードは必需品
閉め切った車中にネコちゃんを放す必要があった際は、車のドアや窓を開ける時にネコちゃんを必ずキャリーバッグに入れましょう。運転者だけでネコちゃんと移動する時は、車中でネコちゃんを自由にしてはいけません。ブレーキやアクセルペダルのある狭いところにはまったり、椅子の下にもぐったりして、運転者の注意がそらされ、大変危険です。そんな場合には、ハーネスとリードを付けてネコちゃんが動ける範囲を制限しておきましょう。
②シートにはカバーを
ネコちゃんはいつ何時パニックを起こすかわかりません。爪を出して車中を駆けずりまわったりすることも。またストレスを感じると抜け毛がひどくなるので、シートにはあらかじめカバーを掛けておくと、後のお掃除も楽ちんです。
③猫用トイレの設置
長距離・長時間の移動の場合は車中に猫用のトイレを設置しておきましょう。
④シリンジで水を飲ませましょう
緊張しているネコちゃんは、水を飲みたくても我慢してしまうことがあります。2~3時間に1回は車を止めて、エンジンを切って休憩をとるように心掛けましょう。その時、シリンジ(針のついていない注射器)を使ってネコちゃんに水を飲ませると便利です。
水を吸い上げてネコちゃんの口の横からシリンジで少しずつ流し込みます。嫌がるようでしたら少しだけ、口が湿る程度でもOKです。夏場などの暑い時期の移動や、ネコちゃんが興奮して口でハァハァ息をした後などは休憩時間に水を含ませてあげてください。
ネコちゃんと宿に泊まる
まず部屋に入ったら、寝場所、トイレ、爪とぎなどを用意してあげましょう。ネコちゃんは、慣れない場所だけに、隠れようと狭いところに入ってしまったりするので、部屋に慣れるまでは、きちんと見守ってあげましょう。他にも、宿泊の際に準備しておきたいことはいくつかあります。
- 部屋から出る時は、リードにつなぐかキャリーバッグに入れる。
- ケージの中に入れておくのはOK。
- ネコちゃんが粗相をしてしまったら掃除して、必ず宿の人に報告する。
- 帰る時は部屋をきちんとお掃除する。
- 汚れたおしっこシートやウンチなどの汚物は、指定の場所に始末するか、持ち帰る。
etc
それぞれの宿泊施設にはルールがあるので、事前にしっかりチェックしてから予約しましょう。
では、よい旅を!