ちゃんと生活 体
ワンちゃんが喜ぶボディケア方法
「歳をとって代謝も悪くなったから、ブラッシングや入浴は控えめにしましょう」、そんな風に考えるのは間違いです。体を常に清潔に保つことは、何歳になってもワンちゃんが心地よく暮らすためには必要なこと。ただ、若い時と違って老犬になった場合は、これまで以上に「素早く、やさしく、丁寧に」をモットーにしてください。
体力が落ちているワンちゃんには、シャンプーも体の負担になることがありますから、十分に注意しながら行います。皮膚の表面を適度に温め、ボディタオルで拭いてあげながらやさしくマッサージすれば、ワンちゃんの血行も良くなり、リラックスやリフレッシュ効果も期待できます。入浴に比べて体に負担のかからないブラッシングは、頻繁に行うようにしましょう。ブラシを入れる時に愛犬の体を触ることは健康チェックに役立ち、スキンシップも図れてお互いの絆を深めることにもつながります。ただし、老犬は皮膚が弱くなっているので、ブラッシングの際はソフトタッチを心がけて。刺激の少ない背中から始めて、徐々に敏感なところにブラシをかけるようにするとワンちゃんも喜びます。