老犬に多い病気とは?
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病気のサインを見逃さずに素早い対処を。
がんをはじめ、骨や関節、呼吸器、消化器など犬のかかる病気は多種多様です。体力や免疫力の低下した老犬なら、なおのこと病気が心配になります。老犬になった愛犬と少しでも長く一緒にいたいなら、できるだけ病気を早く見つけるよう心がけ、病気が見つかったら適切な治療を受けさせるようにしましょう。
病気の早期発見につながる大事なポイントは、まず獣医師による健康診断を定期的に受けること(1年に1回は受けたいところです)。さらに飼い主が行う日々のボディケアの中で、愛犬の健康チェックをすることも重要です。スキンシップを兼ねたボディケアの中で全身をくまなくチェックすることはもちろん、フードの食べ具合やうんちの状態、あるいはちょっとした仕草からも病気のサインは見つかることがあります。体重測定は家庭でも簡単に実施できる大切な体調変化のバロメーターになりますので、2週間~1ヶ月に一度程度はしてあげるといいでしょう。
また、飼い主さんが病気に関する正しい知識をもつことも大切です。犬種によってかかりやすい病気は違いますから、愛犬がかかりやすい病気を事前に知っておけば、よりきめ細やかな健康チェックを行え、万が一、病気が見つかった場合は早めに処置することができます。