腸内フローラケアのできるドッグフードって?
腸内フローラケアのできるドッグフードってどんなもの?
ワンちゃんの腸内環境を維持するために、「プレバイオティクス」や「バイオジェニックス」についてお話ししてきました。では、実際のドッグフードではどうなのでしょうか? 腸内フローラケアフードを選ぶ際のチェックポイントをまとめました。
【チェックポイント(1)】 総合栄養食であること
総合栄養食は、新鮮な水と一緒に与えるだけで、健康を維持することができるように設計されています。総合栄養食の基準を満たしたフードには、以下の表示がなされています。
「この製品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されています。」
または
「この製品は、ペットフード公正取引協議会の定める給与試験の結果、総合栄養食であることが証明されています。」
また、総合栄養食の基準を満たすにはビタミンなどの不足しがちな栄養素を補う必要があるため、無添加フードと書かれたドッグフードが必ずしも良いというわけではありません。ワンちゃんに必要な栄養素がバランスよく含まれているフードが毎日の健康を維持するには良いペットフードと言えるでしょう。
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【チェックポイント(2)】 プレバイオティクスやバイオジェニックスが含まれていること
プレバイオティクス(オリゴ糖・食物繊維など)は腸内細菌のエサになり、ワンちゃんの腸内フローラを整えるのに最適です。
バイオジェニックス(乳酸菌などの生産物)は、摂取するとワンちゃんの腸内フローラの改善や、体によい効果をもたらします。
バイオジェニックスは、摂取するとワンちゃんの腸内フローラの改善だけでなく、体全体に効果があると言われています。
【チェックポイント(3)】 年齢別にラインアップされたドッグフードを選ぶこと
ワンちゃんの腸内フローラや健康を保つために必要な栄養成分は加齢とともに変化していくので、子犬用(離乳~1歳)や成犬用(1~6歳)、高齢犬用(7~10歳)、老齢犬(11歳以上)などの年齢別に配慮されたフードを与えると良いでしょう。
そのうえで、毎日の生活を規則正しく、快適で安心な生活環境を用意してあげることで、ワンちゃんはよりいっそう健康的で楽しい日々を送ることができます。