ワンちゃんと宿に泊まる
クルマにも慣れ、しつけもできたらいよいよお泊りです
どんな宿に泊まったらいい?
最初は、ペットと泊まるお客さんの多い専用の宿がいいでしょう。初心者であることを告げ、宿の人にも相応の準備しておいてもらうと、なおスムーズです。
宿で最も気をつけたいのは、他の宿泊者やペットとのトラブル。お散歩やドッグランなどで、ワンちゃんにも初めての出会いに慣れさせておくことをおすすめします。
まずはトイレと部屋の確認
宿に着いたらまずトイレタイム。続いて、自分達の泊まる部屋の確認をさせてあげましょう。トイレの位置、ごはんと水の置き場、寝場所(クレートの位置)を決め、宿泊スペースの探検を済ませてから外へ出かけます。
このとき、自分の臭いを付けたがるワンちゃんもいます。おしっこなどをしてしまったら、ふき取ったうえで宿の人にも連絡しておきましょう。
初めての場所で、初めての臭いがたくさんあるので、お散歩もなかなかはかどらないかもしれません。でも、あせることなく一歩一歩動き出すのを待ってあげましょう。状況を飲み込めば、ワンちゃんはいつもと変わらない活発さと元気さを取り戻します。慣れてきたら、ドッグランやお散歩コースを走ったり、他のワンちゃんと意識的に接触を図ったり……。飼い主さんにも新鮮な出会いをワンちゃんがもたらしてくれます。
夜はクレートでのんびりと
夜の間は、クレートに入れてあげるほうがワンちゃんには安心できます。ワンちゃんを布団に入れたり、室内に放置して眠るのは、了解している宿以外では禁止されています。
帰る前にはおそうじを
帰り支度ができたらお部屋の掃除も忘れずに。トイレシートや排泄物の後始末、ローラー式の粘着テープなど抜け毛もきれいに取りましょう。
散歩や食事がすんだら、出発します。最初のうちは、寄り道を少なく早めに自宅に帰るほうがいいでしょう。初めての旅、初めての宿泊で、ワンちゃんも疲れています。
運転では急加速、急ブレーキなどは避け、極力安全ドライブを心がけてあげてください。
それでは、よい旅を!