排便や肛門腺などのニオイ対策
排泄物は、したら始末が一番。
誰もが最初に思い浮かべるワンちゃんのイヤなニオイといえば、排泄物のニオイかもしれません。それだけ印象が強いです。そのニオイ対策は、ともかく、したら取り除く。シンプルですが、これが一番です。そのためには、ワンちゃんの生活リズムを知って、いつトイレに行くか把握しましょう。
普通、ワンちゃんは食事の前後にうんちをします。それ以外のたとえば散歩中でも、たいてい時間は決まっています。ワンちゃんは飼い主の生活に合わせた生活リズムがあるからです。オシッコは、寝起きや食事の前後、水を飲んだ後にすることが多いようです。
ウンチが臭うのは当然なのですが、それを軽減する方法はあります。ワンちゃんの腸内環境を良好に保つことです。食事やおやつが過剰でないか(多すぎると消化不良を起こします)、その内容がワンちゃんに合っているかなど、飼い主さんならではの工夫と配慮ができます。また、運動不足などでストレスがかかると、ワンちゃんも胃腸が不調になり、ウンチが臭くなります。
ウンチのニオイは、市販の消臭剤をはじめ、自家製のミョウバン水スプレーなどでも緩和できます。
肛門腺のニオイ、知ってますか?
ところで、ワンちゃんが発する最も強烈なニオイをご存知ですか?それは肛門腺といって、ワンちゃんの肛門の左右にある液状の分泌物が入った袋です。分泌物が出てくる穴があり、排便時にそこから肛門に出てくるようになっています。
普段は、排便時に出てしまうのですが、これが溜まっていると臭います。室内犬(特に小型犬)に多いので、トリミング時に絞って出してもらいましょう。飼い主さんでもできないことはないのですが、強いニオイなのでお勧めしません。
他にも気になる足裏や耳の奥の掃除も含めて、ペットサロンなどで、定期的にきれいにしてもらうほうがいいでしょう。