犬の老化現象ってどんなもの?
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犬の老化現象ってどんなもの?
犬種や生活環境にもよりますが、小・中型犬…9~10歳、大型犬…6~7歳が一般的な犬の老化の始まり年齢とされています。
老化すると犬はどうなるのでしょう?
実は人間の老化と良く似ていて、以下のような現象が見られます。
- スジばった体つきや白毛など、体の各部に変化が見られる
- 食事の好みが変わったり、一度に食べる量が減ったりする
- 寝ている時間が増えるなど、いつもと異なる行動をとる
これらが起きるのは、将来へ向けて生存に適した行動・食生活に変わるということです。それに伴い、消化機能や代謝量が低下し、体を維持するのに必要なカロリーや運動量、睡眠などが自然と変わってくるのです。
老犬と上手に暮らすためには、その時々の年齢や健康状態、運動量に合わせて、最適な生活環境を飼い主さんが整えてあげることが理想です。老化で起きやすい病気について知り、愛犬がいつもと異なる行動を取ったときには、いち早く気づいて動物病院に連れて行って正しい対処をすばやくしてあげることも、安らかな老後のために心がけてあげたいことです。