もしかしてウチのワンちゃん、C.L.U.T.D.?
ワンちゃんがひんぱんにトイレへ行くようになった、トイレが長い、痛がる、オシッコをした後に排泄箇所を舐める、オシッコをこぼす。
こういったようすを見せたら、C.L.U.T.D.(下部尿路疾患)を疑って一度、獣医師の診察を受けてください。同時に生活の中でワンちゃんの健康維持の工夫をしていきましょう。
まずは食事の見直し
C.L.U.T.D.は、食事中に含まれるマグネシウムなどのミネラル分が多いと発症しやすいことがわかっています。獣医師に相談のうえ、年齢や性別、健康状態など、それぞれのワンちゃんに合ったフードに徐々に切り替えてあげましょう。
生活習慣もチェック!
もうひとつ見直していただきたいのは、生活習慣です。栄養過多や運動不足から肥満させてしまった場合は、食べ物、おやつ、散歩、運動など多面的な対策が必要になります。太ったからダイエットをと言って、単純に食事量を減らすと、栄養障害をはじめ他の病気を呼んでしまう危険性も。特にダイエットを始める時には、獣医さんなどの専門家のアドバイスを受けて慎重に行ってください。
C.L.U.T.D.は、他の病気と同様に、早めの発見と対策を行えば再発の可能性を低くすますことができます。ワンちゃんのオシッコをする様子をじっくり観察して、早めの対処を心がけてあげましょう。